ご奉納と選抜制について。

次回からのご奉納は、
ちょっと今までとは違った形を
試してみたいなと思っています。

これは、見せるという話にも
つながるのですけれど、今後は
選抜制にしてみようかなと。

図にするとこんな感じ↓

エネルギー・禅・ゾーンなど、
うちで大切にしてることが左で、
見せると言うのが右にあったとして

うちの考え方としては、
初級はこの左の円を重視します。
エネルギーを体感できるように
なることが最優先です。

そして、中級になるにつれて、
だんだん真ん中を目指すイメージ。

そしてこの左の円と右の円の
重なった青いところに入れたら
禅舞踊家として認定する流れ。

認定基準にある文章の、
「禅の世界観・独自の美学」とは、
この円の重なったところのことです。

左が神事だとして、
右がショーだとしたら、
真ん中は芸術・作品て感じかな?

何が違うかというと、
エネルギーの向かう向きが違う。

左に行くほど自分の中に向かう。
右に行くほど相手に対して向かう。
真ん中③が空間と調和している状態。

身体の使い方も違います。
左に行くほど身体の中を使う。
右に行くほど身体の外を使う。
③がバランスよく両方使っている状態。

独断と偏見だけど、順にすると
左からこんな感じのイメージ。

①野口整体 活元運動

①ムーブメント瞑想
後半2分ぐらいから見るとわかりやすい

①は自分の中に向かうので
空間とか周りは完全に無視なのですね。
誰とも呼応しない1人の世界です。

そしてこれは禅病とギリギリ境目の状態。
身体の内側しか使ってないので、
副交感神経に極端に偏っている感じ。

眠くなる人、私がエネルギー減らしてとか、
現実に戻って来る練習してと言ったときは、
①に近くなってる状態です。

このへんが②ぐらいかな。↓
私達の活動は周りから見ると、
こう見えている感じ。

仲間内では呼応できるけど、
その外の人とは呼応できない。
だから宗教といわれる。

どちらかというと副交感神経より。

真ん中ぐらいから見ると舞が見れます↓

じゃぁ③は?というと、↓
この最初の歩いてるところとかかなぁ。
後半はコンテンポラリーなので④だけど

この前半は↓空間と一体になっていて、
見ている人の心にも影響を及ぼす感じ。
息を呑む感じと言っても良いかなぁ。

これは身体の内と外が両方とも
バランスよく全開になってる状態。

②↑でも空間と調和はしてるのだけど、
強いものとか人には勝てない感じ。

この③の真ん中状態になっていると↓
強いものや人も浄化できるイメージ。

この人↓はワークショップも
行ったことあるんですけど、
韓国舞踊出身の人だった。
めっちゃ腰を丸める系だけど、
そのぶん迫力がある。

あとはこのサムネにもなってるけど、↓
4分のななめに回転してるとことか、
前半の歩き回ってるところが③で
それ以外は私から見ると④に近いかなぁ。

この人のクラスも行ったことあるけど↓
お稽古は中国舞踊の要素が多め。

タマヤのお弟子さんで、
この業界では先駆者の人ですが
タマヤの型はほとんど継承してないみたい。

そして、同業の中でいうと
代表的な④が瞑想舞さんかなぁ。↓

見る人にとっては、
この辺が一番楽しいのではないかな?
でもこの舞で除霊ができるかというと?
なぜなら外の筋肉を使っているから。

丹田を教えて欲しいといわれて
教えに行ったことがあるけど、
エネルギー的な要素はあまりない感じ。

まぁでもこのへんは好みなのでね。
良い悪いではなく、役割の違い。
感謝を捧げる舞だと思います。

1分ぐらいから見るとわかりやすい。

そして悪い例にして申し訳ないけど
(言ってることが矛盾するけどw)
同業の⑤で思いつくのはこの人。↓

伯家神道の白川学館の取締役の人に
この子をなんとかしてくれと頼まれて、
流石に1回稽古したぐらいじゃ
なんともならないですと断った(笑)

ちなみにここ↓伊勢神宮だよ。
いいのかそれで・・・と思ったけどw

強烈に人に向かっていて、
空間は完全に無視という感じ。

肉体の話でいうと、
完全にアウターで動いている状態。

うーん…
これは御神前でやるやつなのかなぁ?
舞台でやるのは自由だと思うけど…
しかも神舞という名前なのがちょっと…w

なんか最後グチみたいになったけど(笑)

ちなみに番外編で↓
わたしのベリーダンスの先生はこの人。

すごく逆のように見えて、
身体の使うルートはすごく近い。
同じルートを真逆の使い方で使ってる感じ。
身体理論としてすごく発見が多い。

これもある意味身体の使い方としては
限りなく③に近い④なのかも。

真っ白と真っ黒は実は
すごく似ているのかもしれない。

つまり、わかりやすくいうと、優雅、
スローモーションに見えるっていうのが
③ということなのかもしれんですね。

で、いままでは、左の円の中で
ご奉納をやってきたのですが、
次回からのご奉納については、
真ん中を目指してみようと思うのです。

めちゃくちゃ難しいことを
言ってるのはわかってるのですがね(笑)

左の輪の中はね、
すごいゆるい世界なのですよ。
正直に言うと、
左の輪の中にいた方が楽なの。

でもコンフォートゾーンにい続けると
成長しないし広がらないのでね。

私も含めて、舞手みんなの
いろんな意味での成長のために、そして
この舞い方ができる仲間を増やすために、

次回からのご奉納は
いまできる限りの真ん中を目指す。
そのために選抜制にしてみます。

そして、もうひとつ。
みんなにやってみて欲しいことがあって
自分の舞ってる姿を動画に撮って
見てみてほしいのですね。

なぜかというと、
自分を見るというのが、
上手くなるためには実は
いちばん近道だからなんですが、

これもよく言うのですけど、
自分で「できてる感」があっても、
実際に「できてる」のとは違う

つまり、いい感じと思ってたけど
見てみたら思ってたのと違う、
というのはすごくよくあることで、

これは、言われてわかるものじゃなく、
自分で気付かないとできるように
ならないのですけれど、

これに自分で気付くというのが、
いちばん早く上達する秘訣なのですね。

なので、自分を見る習慣をつける
という意味も含めて、
動画を撮る、ということを
やってみてほしいなぁと思います。

私の感覚としては
美しいエネルギーを目指せば
いろんなことが全部うまくいく。

人間関係がうまくいったり、
いい話がいろいろときたりね。

なので、ぐん!と次へ行くために
選抜制にしてみようと思います。

詳細はまた、
決まり次第お伝えしていきます。

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追記 : 2024/10/17

ご奉納の選抜制については、
形霊ポイントというしくみになりました!

形霊ポイント はじめてみます。

2024年10月17日

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